ECOライフ » 化学物質過敏症 » カスケード利用
資源やエネルギーを1回だけの使いきりにするのではなく、利用したことで性質が変わった資源や、利用時に出る廃棄物を別の用途に使い、その後もさらに別の用途に活かす、というように、高レベルの利用から低レベルの利用へと、多段階(カスケード)に活用すること。これにより、資源の利用効率が向上する。たとえばエネルギーの場合、石油やガスなどを燃焼させたエネルギーで発電し、その排熱を冷暖房に利用し、さらにその排熱で給湯するなどのカスケード利用がある。また、一般的な発電では、約30%のエネルギーが電力に利用されて残りは捨てられているが、発電と併せて排熱を利用するコージェネレーションシステムでは、エネルギーの利用効率が70~80%になるといわれている。さらに、カスケード利用は、多種多様な物質に幅広く応用できる考え方である。木材では、木屑に合成樹脂接着剤を塗布して熱圧成型し、比較的厚い板材にしたパーティクルボードが家具などに利用されているほか、ボードとして利用できなくなったものの燃料化や、端材からの精油抽出、残渣の環境浄化への活用など、さまざまなカスケード利用が実用化されている。

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